キャリア考~転職・就活・新しい働き方~

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元大手人材企業のTOP営業マン、現ベンチャー人事の27歳が幸せなキャリアについて考察するブログです。

ベンチャーへの転職は、副業からがおすすめな理由

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 こんにちは、ケイです。

 

私自身が過去転職エージェントとして、ベンチャーへの転職をサポートする中で、

実はいきなり転職よりも副業からの参画が理想ではないか?

と考えているので、その理由など共有します。

 

大企業からベンチャー企業は戸惑うことが多い

大企業からベンチャーに転職をする方は、

現職で実績を残し、評価もされている方が多いです。

 

そんな人たちが、

・尊敬できる先輩がいない

年功序列の組織でキャリアアップのスピード感が遅い

・風通しが悪い

・歯車ではなく、裁量を持って働きたい

などの理由で、ベンチャーへの転職を希望します。

 

現職よりも50万円から、中には200万円以上も年収を下げ、

年収、福利厚生が整っている環境から転職していきます。

 

志自体はすごく尊いと思いますし、実際に行動している点も

尊敬すべきだと思いますが、実態転職後ベンチャーが合わず、

すぐに辞めてしまう人がいるのも実態です。

 

いくつかミスマッチとなってしまった例を共有します。

 

過去の成功体験にとらわれ、結果を出せなかった

1番多い理由はこれです。特に30代以上の男性に多いです。

 

前職の成功体験を捨てきれず、過去のやり方に囚われてしまい

成果が出せない。

 

またプライドが邪魔をして、成果を出すための方法を

貪欲に周りに聞くこともでない。。。

 

気付いたら孤立してしまい、八方ふさがりで、

早期退職というケースがありました。

 

ベンチャーと大企業では仕事の進め方、考え方が根本的に違うのに、

そのキャッチアップができない方は多くいました。

 

泥臭く、何でも屋になる覚悟がなかった

創業期のベンチャー経営資源のヒト、モノ、カネが圧倒的に不足しているケースが多いです。

特にヒトに関しては顕著で、大企業だったら縦割りでやらなくて良かった業務も

率先して取り組まなければなりません。

 

営業であれば、契約書の作成、法務観点でのチェック、請求手続きなど、

今まで事務がやっていた業務も自ら担当するケースがほとんどです。

 

また、複数の業務を兼務するなど、主体的に自ら手を挙げ、

実務を担える方が任されていく傾向が強いです。

 

大企業では必要なかった「泥臭さ」に戸惑い、

適応させられない方もいらっしゃいました。

 

想像以上のハードワークだった

前職で定時ぴったりに退社していた人からすると、労働時間で戸惑う方が多いです。

特に結果が出ていない入社初期は焦りもありますし、

労働時間が長くなりがちです。

 

また、働いている人の中にはオフィスに寝泊まりしている人もいるなど、

今まで目の当たりにしなかった働き方をしている人もいます。

 

このように、ベンチャー転職で思い描いていた

理想と現実には様々なギャップがあります。

 

これが早期退職につながってしまうのです。

 

ベンチャーへの転職は副業からがおすすめ

ベンチャー企業への転職を成功させるポイントは、

ずばり「副業」から参画することだと思います。

 

理想と現実のギャップを減らせる

会社の規模が小さくなることによって、どんな影響がでるのか?

面接だけで、理解することは不可能です。

 

みんな覚悟をもってベンチャーへ飛び込むのですが、

それでも想像以上という人が多いです。

 

そんな中、例えば週1、2からや土日1日だけなどの副業の形で、

ベンチャーの仕事を経験できれば、

・仕事の進め方

・残業時間などの働き方

・社員の人柄、社風 など

リアルに体験することができます。

 

面接では知りえなかった実態を知ることができ、

ミスマッチを防ぐことができます。

 

年収ダウンも減らせる

企業側にとっても、副業を通じてどの程度の成果を出せる人か、

馴染める人かの判断ができます。

 

つまり、実力が分からないからという理由で

むやみやたらに提示年収が下がることも避けられます。

 

ベンチャーでの副業で探す際のおすすすめサイト

ここからは実際に、副業ベースでベンチャーの求人を探せるサイトを共有します。

 

<コデアル>

まずおすすめなのは、「ハイクラス副業」をテーマに抱える「コデアル」です。

副業やリモートワークなどの軸で、自らに合う求人を検索することができます。

 

また、求人の中に社名、業務内容など詳細情報が記載されているので、

興味のある案件に絞って応募することができます。

就業条件備考

転職相談サービス「ジョブクル」のAndroidアプリ開発をご依頼します。

基本的にはiOSのアプリで先立って実装された機能をAndroidアプリに反映をしていく形となります。また現在、AndroidアプリはJavaとKotlinが半々で実装されています。Javaのコードを徐々にKotlinにリプレイスしていく予定です。Kotlinでの実装経験が豊富な方ですと、すぐにキャッチアップをしていただけるかと存じます。

必須スキル・ご経験

歓迎スキル・ご経験


募集要件

 報酬

月収 23.8万円~48万円 (時給3,500円~5,000円)
※報酬モデル例
[時給3,500円の場合] 月収 23.8万円~33.6万円
[時給4,000円の場合] 月収 27.2万円~38.4万円
[時給5,000円の場合] 月収 34万円~48万円

 

www.codeal.work

 

<シューマツワーカー>

次におすすめするのは、文字通り、
週末などの空いてる時間に、スタートアップ企業に参画できる

「シューマツワーカー」です。

 

こちらは社名非公開の求人が多いですが、代わりに

他の応募者の興味度合いが「気になる」で分かります。

 

また、実際に応募する場合は無料のカウンセリングを受けてからになるので、

自分が探している条件に近いかや、実態などを相談することができます。

 

shuuumatu-worker.jp

 

<kakutoku>

「kakutoku」はコデアルやシューマツワーカーと違い、

営業職に特化したサービスです。

 

営業支援を求めるベンチャーや中小企業と、

副業やフリーランスで営業支援ができる方とをマッチングするサービスです。

 

kakutoku.jp

 

実態を知ることから始めよう

転職はただでさえ不安が付きまとうものです。

 

そんな中、会社規模が小さくなり、給与も下がるベンチャーへの転職は、

非常にハイリスクです。

 

面接でのイメージだけで判断するのではなく、

ポジティブな面、ネガティブな面の両方を経験してからリスクを取っては如何でしょうか。

 

みなさんのベンチャー転職が成功することを、心より祈っています!