キャリア考~転職・就活・新しい働き方~

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元大手人材企業のTOP営業マン、現ベンチャー人事の27歳が幸せなキャリアについて考察するブログです。

こんな人は転職してはいけない!チェックすべき4つのポイント

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こんにちは、ケイです!

 

今回は私が転職相談を受ける中で、
転職しない方が良いのではと感じるケースがあります。

 

私が思う転職してはいけない人の例を共有します!

 

本人希望と転職市場とのギャップがある

転職相談を受けて、私が転職を考え直すようアドバイスをする際
1番多いのはこの理由です。

 

転職をすると、今いる環境と比較して
ポジティブな変化もあれば、ネガティブな変化もあります。

 

ポジティブな変化だけを望んでも、
全て叶えられる可能性は極めて低いです。


具体的に例を挙げると、
・未経験の職種に挑戦するのに、年収は維持したい
ベンチャーへ転職したいが、残業・休みなども現状から変えたくない
・残業を減らしつつ、年収も維持したい 

などです。

 

特に現年収が高い、金融系、IT系、医療系などの業界にいらっしゃる方は、
異業界へ転職する場合、年収が下がってしまう可能性が高いのですが、
その点の覚悟がない方も多いです。

 

転職はトレードオフであることを改めて、考えて頂くことが必要だと思います。


やりたいことが明確にない

今の会社、職場環境になんとなく不満を持っているものの、
やりたいことが明確ではない方も、転職をおススメしません。

 

なぜなら、このタイプの方は、
次に転職した環境でも、同じような理由で転職を繰り返すケースが多いからです。

 

何か仕事につまづいたり、人間関係で悩みを抱えた時に、
今いる環境で改善しようという思考ではなく、
環境自体を変える選択肢を取り続けてしまう方が多いです。

 

1度今いる環境で、

・成果を出すための行動

・上司、関連部署を巻き込む行動

など、自分の力で働きやすい環境にすることも重要だと思います。


転職理由が現職でも改善できる

転職相談を受けている中で、意外と多いのもこの理由です。

 

改めて不満な点を書き出してみて、それが現職で変えられないかを考えてみましょう。
・行きたい部署へ異動申請を出す
・業務の優先順位を変え、やりたい仕事に時間を割く
・上司に人間関係の相談をし、チームを変えてもらう など
今いる環境でできることもあると思います。

 

 

意外と人事に相談、顔の広い上司に相談などすれば解決できるケースもあります。

 

その上で、変えようがない、他にもっとやりたいことがあるなどが見えてきてから、
転職活動をするのがおすすめです。

 

現職での実績がまだない

転職したばかりの方に多いのですが、現職でまだ実績と呼べるものがない方も要注意です。

 

特に面接では直近の実績を聞かれるので、そこで語れることがないと
通過角度が低くなります。

 

キャリアアップを目指すのであれば、履歴書に書ける実績を出せるまで、現職で頑張ってみるのも1つの手だと思います。

 

転職はすべてを解決する万能薬じゃない

さまざまな理由を取り上げましたが、

まとめると転職はすべてを叶える万能薬ではないです。

 

転職に対して迷いがある方は、

・転職しなければ本当に叶えられないのか

・今いる環境でできることはないか

・やりたいことが明確にあるか など

考えてみるとヒントが見つかるかもしれないです!