キャリア考~転職・就活・新しい働き方~

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元大手人材企業のTOP営業マン、現ベンチャー人事の27歳が幸せなキャリアについて考察するブログです。

大企業からベンチャー企業へ転職する際に、注意すべきポイント

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こんにちは!ケイです。

今回は大企業からベンチャー企業へ転職する際に、

注意すべきポイントをまとめました。

 

私自身、従業員5000名以上の大企業から、

創業2年、従業員20名以下のベンチャーへ転職しているので

その実体験を基に共有します。

 

伸びる市場、事業なのか

ベンチャー企業への転職で1番重要なのは

「伸びる市場、事業を選択しているか」です。

 

ベンチャーは会社の成長に全てが左右されます。

 

業績が上向いていれば、

・給与が上がり

・採用活動もでき

・部下も増えマネジメント経験をつめる

・新規事業などへの投資も積極的に行える

という良いサイクルになります。

 

一方、業績が右肩下がりだと、

・給与が下がり

・社員は増やせず

・それでも業務は増やさなければいけないので、残業が増える

という悪循環に陥ります。

 

 

自分自身が関わってみたいという意思も重要ですが、

キャリア選択という観点では伸びシロのある市場かを

しっかり見極めましょう。

 

ここら辺が自分自身で分からなければ、

転職エージェントやベンチャーキャピタルなどに勤めている人に、

率直にアドバイスを聞いてみるのも有効な手段です。

 

年収の上り幅はあるか

大手企業からベンチャー企業への転職をした場合、

年収が下がる人も多いと思います。

(私自身も180万円下がりました)

 

安定的に売上が見込めないフェーズの場合、

毎月のコストとなる人件費は低めに提示せざるを得ません。

 

そんな環境へ飛び込む際に注意すべき点は「年収の上り幅」です。

 

具体的には、

(1)毎年の昇給額はどの程度あるのか

(2)自分の提示された給与は、全社でみるとどのレンジにいるのか

 

を必ず確認しましょう!

 

過去の昇給額を見ることで、実際これからどの程度のスピード感で

年収が上がっていきそうか知ることができます。

 

また、自分の年収が全体のどの位置にいるかを確認することも

重要です。

 

これは例えばメンバーとして入社し、

マネージャー、役員へと昇進した場合

どの程度報酬が上がるのか、上がる余地があるのか

を把握することができます。

 

昇給がほぼなく、自分の提示された給与が経営陣を除いた人で上限であった場合、

すぐに年収が上がる可能性は低いでしょう。

 

このように、入社後ミスマッチとならないように、

「年収の上り幅」は具体的に確認しましょう。

 

離職率とその理由は

落ち着いた環境で安定的に就業ができる大手企業と違い、

ベンチャーでは日々挑戦することが重要になります。

 

私も最初は、良くも悪くも戸惑いました。

・仕事のやり方は指示がない

・社内調整よりもまず行動が需要

・プロセスよりも成果が重要

・仕事は自ら作っていくもの

など、大手企業にはない価値観で、

仕事を進めていくことが必要でした。

 

またベンチャーあるあるとしては、

・業務範囲が今までより広がり、雑務もやる

・業務があふれており、残業しがち

などもあります。

 

また業界や経営陣の性格が、ベンチャーの社風は大きく影響されます。

 

私自身、外見は良くても、中はボロボロという会社もたくさん見てきました。

 

実際の離職率やその理由を確認し、

自分にマッチしている環境か

長期就業のイメージがつくか

を判断しましょう!

 

経営陣は尊敬できるか(自分と相性がよさそうか)

多くのベンチャーは経営陣の影響力が絶大です。

それは経営陣=株主というケースが多いからです。

 

ベンチャーでは状況に応じて、

異動配置や昇降格など、急な意思決定をするケースも多いです。

 

そんな時、経営陣の判断軸、人間性に従えるか

尊敬できそうかを確認しておきましょう。

 

 

それでもベンチャーへの転職は楽しいよ

ここまで大手企業からベンチャーへ転職する場合に

注意すべきポイントをまとめました。

 

ただ1つ、実際にベンチャーへ転職した経験から言うと、

いろいろ大変なこともあるけど、それでもベンチャー企業は楽しいということです!

 

・業務範囲が広がる

・昇給する

・マネジメント経験をつめる

・新規事業、サービスに関われる

 

など、大手で何年もかかる経験を転職して3ヶ月くらいで

チャレンジできています。

 

いろんな観点で注意深く調べつつ、

大企業のスピード感のなさ、年功序列感にうんざりしてる人は

ベンチャーへ転職しましょう!