キャリア考~転職・就活・新しい働き方~

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元大手人材企業のTOP営業マン、現ベンチャー人事の27歳が幸せなキャリアについて考察するブログです。

入社したらブラック企業だった!そんな時にすべき対処法。

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こんにちは!ケイです。

 

今回は転職相談で受ける、ブラック企業過ぎて・・・という内容に関して。

実際どんな例があったか、どんな対応をすべきなのか

取り上げます。

 

ブラック企業って?

そもそもブラック企業の定義は、今野晴貴氏によると以下です。

新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワハラによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業

 

見ただけで目まいがしてきますね(笑)

 

噛み砕くと社員の定着・成長など考えず、

大量に採用をし、企業要因により

人がどんどん辞めていく会社と言えるでしょう。

 

私が転職相談を受ける中で、ブラック企業にありがちな要素を共有します。

 

長時間労働が当たり前

・毎日終電まで仕事

・定時で帰れることなんて基本的にない

・自分だけじゃなく、みんな残業が当たり前

こんな環境で働いた経験はありませんか?

 

労働基準法では、1日8時間、週40時間と定められているにも関わらず、

どこ吹く風。

 

日常的に残業が発生している。

そして社員みんなが、それを当たり前だと思っている環境は、

間違いなくブラック企業と言えます。

 

従業員全員が残業しているような会社は、

ビジネスモデル上、業界構造上変えられない可能性が高いです。

 

早くをの環境から抜け出しましょう。

 

人の出入りが激しい

これもブラック企業に顕著な例です。

・常に中途採用活動を行っている

・半年以内の離職者が3割以上

・教育や研修制度がない

 

などの要素がある企業は、注意が必要です。

入社後の活躍、定着を重要視していない会社といえるでしょう。

 

新卒でも、中途でもどんな会社であれ、

成果を出すまでには一定の時間、知識が必要です。

 

一般的には離職率が10%以下が優良企業、

30%以上になると注意が必要という水準です。

 

私が過去出会った企業で、離職率が70%台という企業もありました。

その企業はまさに、1年間求人広告を掲載し続け、

年間2000名規模の中途採用を行っていました。

 

常に採用活動をしている、人の出入りが激しい企業は要注意です。

 

残業代が支払われない(サービス残業

過去、外食企業で名ばかり管理職が問題になりましたが、

残業代が支払われない企業も最悪です。

 

サービス残業は明確な労働基準法違反になります。

経営陣が社員を「ヒト」としてではなく、

「モノ」として捉えているケースが多いように感じます。

 

残業代を出せないような会社に長くいても、

給料が上がる見込みも薄いので、環境を変えましょう

 

戦略がなく、精神論ばかり

入社初日や1週間など、本当に短期で離職される方はこの例が多いです。

中にいる社員は慣れているのですが、

中途の方はどうしても馴染めないというケースがあります。

 

私がカウンセリングしたお客様でも、

・毎朝7時出社、従業員全員でラジオ体操

・その後全員で社訓の音読

などに引いてしまい、辞めた方がいました。

 

・創業者がカリスマ性があり、称えられている

・家族経営でその教えが色濃く残っている

なども注意が必要です。

 

そういった環境では経営陣だけでなく、社員みんな論理が通じず

上司からのアドバイスが精神論ばかりで意味が分からない。

といった声も上がります。

 

パワハラモラハラが日常的に行われる

いわゆる体育会系の、上下関係が厳しい社風の会社で良く見られます。

・営業数字が目標に達しない社員への怒鳴り声が聞こえる

・上司が怒ってモノが壊される

・デスクの下で新入社員が泣いている

など非常にストレスフルな環境で働かれている方もいらっしゃいました。

 

ブラック企業に入社してしまったら、すぐに転職一択

万が一あなたがブラック企業に入社してしまったら、

すぐに転職するしましょう。これは絶対です!

 

ブラック企業は社員を肉体的、精神的に酷使して、

冷静な判断をできなくしてしまいます。

 

過労死の自殺が後を絶たないのも、

中にいて冷静な判断ができなくなっているからだと思います。

 

上記で取り上げた例に当てはまるようであれば、

すぐに転職活動を実施しましょう!

 

ブラック企業で精神を病んでしまい、休職や離職してしまうと、

次の転職活動でもブランク期間やお休みの期間に関して突っ込まれ

ネガティブな印象を持たれてしまうことがあります。

 

違和感を感じたら、自分の身体を第一に環境を変えましょう!