キャリア考~転職・就活・新しい働き方~

キャリア考~転職・就活・新しい働き方~

元大手人材企業のTOP営業マン、現ベンチャー人事の27歳が幸せなキャリアについて考察するブログです。

大企業からベンチャー企業へ転職する際に、注意すべきポイント

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こんにちは!ケイです。

今回は大企業からベンチャー企業へ転職する際に、

注意すべきポイントをまとめました。

 

私自身、従業員5000名以上の大企業から、

創業2年、従業員20名以下のベンチャーへ転職しているので

その実体験を基に共有します。

 

伸びる市場、事業なのか

ベンチャー企業への転職で1番重要なのは

「伸びる市場、事業を選択しているか」です。

 

ベンチャーは会社の成長に全てが左右されます。

 

業績が上向いていれば、

・給与が上がり

・採用活動もでき

・部下も増えマネジメント経験をつめる

・新規事業などへの投資も積極的に行える

という良いサイクルになります。

 

一方、業績が右肩下がりだと、

・給与が下がり

・社員は増やせず

・それでも業務は増やさなければいけないので、残業が増える

という悪循環に陥ります。

 

 

自分自身が関わってみたいという意思も重要ですが、

キャリア選択という観点では伸びシロのある市場かを

しっかり見極めましょう。

 

ここら辺が自分自身で分からなければ、

転職エージェントやベンチャーキャピタルなどに勤めている人に、

率直にアドバイスを聞いてみるのも有効な手段です。

 

年収の上り幅はあるか

大手企業からベンチャー企業への転職をした場合、

年収が下がる人も多いと思います。

(私自身も180万円下がりました)

 

安定的に売上が見込めないフェーズの場合、

毎月のコストとなる人件費は低めに提示せざるを得ません。

 

そんな環境へ飛び込む際に注意すべき点は「年収の上り幅」です。

 

具体的には、

(1)毎年の昇給額はどの程度あるのか

(2)自分の提示された給与は、全社でみるとどのレンジにいるのか

 

を必ず確認しましょう!

 

過去の昇給額を見ることで、実際これからどの程度のスピード感で

年収が上がっていきそうか知ることができます。

 

また、自分の年収が全体のどの位置にいるかを確認することも

重要です。

 

これは例えばメンバーとして入社し、

マネージャー、役員へと昇進した場合

どの程度報酬が上がるのか、上がる余地があるのか

を把握することができます。

 

昇給がほぼなく、自分の提示された給与が経営陣を除いた人で上限であった場合、

すぐに年収が上がる可能性は低いでしょう。

 

このように、入社後ミスマッチとならないように、

「年収の上り幅」は具体的に確認しましょう。

 

離職率とその理由は

落ち着いた環境で安定的に就業ができる大手企業と違い、

ベンチャーでは日々挑戦することが重要になります。

 

私も最初は、良くも悪くも戸惑いました。

・仕事のやり方は指示がない

・社内調整よりもまず行動が需要

・プロセスよりも成果が重要

・仕事は自ら作っていくもの

など、大手企業にはない価値観で、

仕事を進めていくことが必要でした。

 

またベンチャーあるあるとしては、

・業務範囲が今までより広がり、雑務もやる

・業務があふれており、残業しがち

などもあります。

 

また業界や経営陣の性格が、ベンチャーの社風は大きく影響されます。

 

私自身、外見は良くても、中はボロボロという会社もたくさん見てきました。

 

実際の離職率やその理由を確認し、

自分にマッチしている環境か

長期就業のイメージがつくか

を判断しましょう!

 

経営陣は尊敬できるか(自分と相性がよさそうか)

多くのベンチャーは経営陣の影響力が絶大です。

それは経営陣=株主というケースが多いからです。

 

ベンチャーでは状況に応じて、

異動配置や昇降格など、急な意思決定をするケースも多いです。

 

そんな時、経営陣の判断軸、人間性に従えるか

尊敬できそうかを確認しておきましょう。

 

 

それでもベンチャーへの転職は楽しいよ

ここまで大手企業からベンチャーへ転職する場合に

注意すべきポイントをまとめました。

 

ただ1つ、実際にベンチャーへ転職した経験から言うと、

いろいろ大変なこともあるけど、それでもベンチャー企業は楽しいということです!

 

・業務範囲が広がる

・昇給する

・マネジメント経験をつめる

・新規事業、サービスに関われる

 

など、大手で何年もかかる経験を転職して3ヶ月くらいで

チャレンジできています。

 

いろんな観点で注意深く調べつつ、

大企業のスピード感のなさ、年功序列感にうんざりしてる人は

ベンチャーへ転職しましょう!

 

【面接で落ちる人向け】本音を伝えてもお見送りにならないコツ

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こんにちは!ケイです。

 

今回は、面接になかなか受からないなーという人向けに,

本音を伝えてもお見送りにならないコツをお伝えします!

 

そもそも面接で本音を伝えていいの?

転職活動中の方から、面接で本音を伝えていいの?

というご質問を頂きます。

 

1000名以上の転職サポートしてきた私の経験から言うと、

絶対に、本音を話すべきだと考えています。

 

本音を隠して入社しても、ミスマッチになる可能性が高い

私が本音の転職活動ををおすすめしてる理由は、

自分を取り繕って転職しても、その後本人が苦しむからです・・・

 

 

私が見てきた例としては、

・体調不良を隠して転職活動をし、入社後相談できずまた体調を崩してしまう

・現職で上司とウマが合わず辞めたのに伝えず、また相性の合わない上司の下で苦しむ

・残業が嫌で転職活動しているのに不合格をおそれ伝えられず、実態は残業があることも伝えられず

などのミスマッチを多数みてきました。

 

目先の不合格を恐れるあまり

面接官の前で良い姿を見せたい気持ちは当然分かります。

 

ただ、一時の不安よりも、

長期的に安心できる環境を選ぶことの方が絶対に重要です。

 

人事は自社で活躍できる人かをしっかり見ている

人事は基本的にみんな、社員のことが大好きで、

自社でしっかり活躍頂けそうかを見ています。

 

そういう前提がある中で、面接で本音を隠していると、

本当に自社にマッチする人材か見極めができなくなります。

 

面接はあくまで相性を見るもので、落ちたとしてもただ単に合っていなかったというだけです。

逆にミスマッチの会社に入社しなくて良かったくらいに、

前向きにとらえましょう!

 

では、本音を話してお見送りにならないコツは?

ただ、本音を伝える際に気を付けるべき、

伝え方のコツがあるのでポイントを共有します。

 

他責に見えないように、自分の頑張りも伝える

本音の転職理由が、

・上司や部下との相性などの人間関係が理由

・成果を出せず、適性がないと諦めた

などの場合は、伝え方に注意が必要です。

 

文字通り伝えてしまうと、
・外部環境に依存する人
・セルフマネジメントができない人
などの印象を与える可能性があります。

 

ポイントとしては、自分の頑張りも伝えるということです。

・ここまでは頑張った、やり切った

・成果が出せないなりに工夫した点 など

をしっかり伝えましょう。

 

そうすることで、受け手から、

「であれば仕方ないよね」と理解されやすくなります。 

 

ネガティブな主観ではなく、客観的な事実を伝える

転職を伝える際に、ネガティブな主観が入っている人も注意が必要です。

 

人事から、ネガティブな意見を言う人だとの印象を受けてしまうと、

現社員への影響、辞めた後の影響などを考慮して、

お見送りとなる可能性が高まります。

 

あえて主観で悪口を伝えるのではなく、

・残業が月100時間を越える環境だったので、

・実質のお休みが月に3日しか取れなかったので、

など、客観的な事実を伝えるようにしましょう。

 

 

同じ出来事でも、自分の感情を入れてしまい、

マイナスな評価を受けないようにしましょう。

 

伝え方一つで合否が変わる

同じ出来事や経験でも伝え方で、

結果が合格か不合格か変わる場合もあります。

 

本音を伝えて頂く場合には、ちょっと一工夫を思い出して下さい。

転職後に活躍できる、幸せになれる環境を見つけましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転職で意外とおすすめなのは、出戻り(再雇用)社員が多い会社!

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こんにちは、ケイです。

 

今回は個人的におすすめしている、出戻り(再雇用)社員がいる会社について。

 

人事向け総合情報サイト『人事のミカタ』のレポートを基に、

なぜ出戻り社員がいる会社がおすすめなのか、共有します!

 
出戻り社員を「再雇用したことがある」企業は72%

一度退職した元社員を、出戻り社員として「再雇用したことがある」

と答えた企業は、全体の72%。

2年前の調査から5ポイント増加しました。

 

企業が元社員を再雇用したきっかけは、

「本人からの直接応募」が59%ともっとも多く、

次いで、在籍時の「上司」「同僚」からの推薦。

 

実際に再雇用した理由について聞くと、

「即戦力を求めていたから」

「人となりがわかっており安心だから」

の2点が上位を占めました。

 

周囲の反応も80%以上の企業で好反応

再雇用後、周りの社員の反応について聞くと、

「とても良い」19%、「まあまあ良い」64%と、

約8割以上の企業で好反応が起きており、

具体的なコメントでも

「即戦力」、

「既存社員への好影響」、

「採用・教育コストの削減」

という声が多数集まりました。

 

しかし、過去在籍時から評判が良くなかった社員に関しては、

出戻っても「波風が立った」と答える企業も。

 

出戻り社員本人の能力と人柄が、再雇用の成否を分けるようです。

 

partners.en-japan.com

 

 出戻り社員がおすすめな理由

レポートの概要は上記の通りです。

 

実に、7割以上の企業で出戻り社員を再雇用していて、

約8割の会社では、周囲の反応も好印象という結果でした。

 

ではここからは、転職者にとってなぜおすすめなのか理由をまとめていきます。

 

辞めてからも、人間関係が良好なままでいられる

出戻り社員はいる会社は、辞めた後も

飲み会、結婚式などのイベントで集まるケースが多いです。

 

前職の上司、同僚と定期的に会っているからこそ、

また一緒に働きたいと思う方が多いのです。

 

これが、パワハラモラハラがはびこるブラック企業の場合、

縁を切りたいと思う人が多いのではないでしょうか?

 

辞めてからでも、良好な人間関係を維持できる会社と言えるので、

社員を大切にしている証になります。

 

他社を経験した上で、また戻りたいと思える魅力がある

出戻り社員は他社を経験し、その上でまた戻るという意思決定をしています。

 

魅力点はさまざまですが、

・良好な人間関係

・長期的に勤められる就業環境

・人を育てる教育、研修制度

・やりがいのある仕事 など

があります。

 

つまり、他と比較した上でそこに勝るだけの魅力があると言うことになります。

 

社員を大切にする環境がある

どれだけ出戻りをしたい!と思っても、

企業側がそれを許さなければ出戻りは実現しません。

 

出戻りOKの企業は

一度辞めた社員のことを気に掛ける人がいて、

戻ってこれる懐の深さがあります。

 

辞めた後も関係が途切れない点は、

まさに社員を大切に考えているといえるでしょう。

 

このように、出戻り(再雇用社員)が多い会社は、

他社と比較した上で戻ってきたいと思える何らかの魅力が備わっています。

 

会社選びの際に是非1つの参考にしてみて下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入社したらブラック企業だった!そんな時にすべき対処法。

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こんにちは!ケイです。

 

今回は転職相談で受ける、ブラック企業過ぎて・・・という内容に関して。

実際どんな例があったか、どんな対応をすべきなのか

取り上げます。

 

ブラック企業って?

そもそもブラック企業の定義は、今野晴貴氏によると以下です。

新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワハラによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業

 

見ただけで目まいがしてきますね(笑)

 

噛み砕くと社員の定着・成長など考えず、

大量に採用をし、企業要因により

人がどんどん辞めていく会社と言えるでしょう。

 

私が転職相談を受ける中で、ブラック企業にありがちな要素を共有します。

 

長時間労働が当たり前

・毎日終電まで仕事

・定時で帰れることなんて基本的にない

・自分だけじゃなく、みんな残業が当たり前

こんな環境で働いた経験はありませんか?

 

労働基準法では、1日8時間、週40時間と定められているにも関わらず、

どこ吹く風。

 

日常的に残業が発生している。

そして社員みんなが、それを当たり前だと思っている環境は、

間違いなくブラック企業と言えます。

 

従業員全員が残業しているような会社は、

ビジネスモデル上、業界構造上変えられない可能性が高いです。

 

早くをの環境から抜け出しましょう。

 

人の出入りが激しい

これもブラック企業に顕著な例です。

・常に中途採用活動を行っている

・半年以内の離職者が3割以上

・教育や研修制度がない

 

などの要素がある企業は、注意が必要です。

入社後の活躍、定着を重要視していない会社といえるでしょう。

 

新卒でも、中途でもどんな会社であれ、

成果を出すまでには一定の時間、知識が必要です。

 

一般的には離職率が10%以下が優良企業、

30%以上になると注意が必要という水準です。

 

私が過去出会った企業で、離職率が70%台という企業もありました。

その企業はまさに、1年間求人広告を掲載し続け、

年間2000名規模の中途採用を行っていました。

 

常に採用活動をしている、人の出入りが激しい企業は要注意です。

 

残業代が支払われない(サービス残業

過去、外食企業で名ばかり管理職が問題になりましたが、

残業代が支払われない企業も最悪です。

 

サービス残業は明確な労働基準法違反になります。

経営陣が社員を「ヒト」としてではなく、

「モノ」として捉えているケースが多いように感じます。

 

残業代を出せないような会社に長くいても、

給料が上がる見込みも薄いので、環境を変えましょう

 

戦略がなく、精神論ばかり

入社初日や1週間など、本当に短期で離職される方はこの例が多いです。

中にいる社員は慣れているのですが、

中途の方はどうしても馴染めないというケースがあります。

 

私がカウンセリングしたお客様でも、

・毎朝7時出社、従業員全員でラジオ体操

・その後全員で社訓の音読

などに引いてしまい、辞めた方がいました。

 

・創業者がカリスマ性があり、称えられている

・家族経営でその教えが色濃く残っている

なども注意が必要です。

 

そういった環境では経営陣だけでなく、社員みんな論理が通じず

上司からのアドバイスが精神論ばかりで意味が分からない。

といった声も上がります。

 

パワハラモラハラが日常的に行われる

いわゆる体育会系の、上下関係が厳しい社風の会社で良く見られます。

・営業数字が目標に達しない社員への怒鳴り声が聞こえる

・上司が怒ってモノが壊される

・デスクの下で新入社員が泣いている

など非常にストレスフルな環境で働かれている方もいらっしゃいました。

 

ブラック企業に入社してしまったら、すぐに転職一択

万が一あなたがブラック企業に入社してしまったら、

すぐに転職するしましょう。これは絶対です!

 

ブラック企業は社員を肉体的、精神的に酷使して、

冷静な判断をできなくしてしまいます。

 

過労死の自殺が後を絶たないのも、

中にいて冷静な判断ができなくなっているからだと思います。

 

上記で取り上げた例に当てはまるようであれば、

すぐに転職活動を実施しましょう!

 

ブラック企業で精神を病んでしまい、休職や離職してしまうと、

次の転職活動でもブランク期間やお休みの期間に関して突っ込まれ

ネガティブな印象を持たれてしまうことがあります。

 

違和感を感じたら、自分の身体を第一に環境を変えましょう!

 

 

こんな人は転職してはいけない!チェックすべき4つのポイント

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こんにちは、ケイです!

 

今回は私が転職相談を受ける中で、
転職しない方が良いのではと感じるケースがあります。

 

私が思う転職してはいけない人の例を共有します!

 

本人希望と転職市場とのギャップがある

転職相談を受けて、私が転職を考え直すようアドバイスをする際
1番多いのはこの理由です。

 

転職をすると、今いる環境と比較して
ポジティブな変化もあれば、ネガティブな変化もあります。

 

ポジティブな変化だけを望んでも、
全て叶えられる可能性は極めて低いです。


具体的に例を挙げると、
・未経験の職種に挑戦するのに、年収は維持したい
ベンチャーへ転職したいが、残業・休みなども現状から変えたくない
・残業を減らしつつ、年収も維持したい 

などです。

 

特に現年収が高い、金融系、IT系、医療系などの業界にいらっしゃる方は、
異業界へ転職する場合、年収が下がってしまう可能性が高いのですが、
その点の覚悟がない方も多いです。

 

転職はトレードオフであることを改めて、考えて頂くことが必要だと思います。


やりたいことが明確にない

今の会社、職場環境になんとなく不満を持っているものの、
やりたいことが明確ではない方も、転職をおススメしません。

 

なぜなら、このタイプの方は、
次に転職した環境でも、同じような理由で転職を繰り返すケースが多いからです。

 

何か仕事につまづいたり、人間関係で悩みを抱えた時に、
今いる環境で改善しようという思考ではなく、
環境自体を変える選択肢を取り続けてしまう方が多いです。

 

1度今いる環境で、

・成果を出すための行動

・上司、関連部署を巻き込む行動

など、自分の力で働きやすい環境にすることも重要だと思います。


転職理由が現職でも改善できる

転職相談を受けている中で、意外と多いのもこの理由です。

 

改めて不満な点を書き出してみて、それが現職で変えられないかを考えてみましょう。
・行きたい部署へ異動申請を出す
・業務の優先順位を変え、やりたい仕事に時間を割く
・上司に人間関係の相談をし、チームを変えてもらう など
今いる環境でできることもあると思います。

 

 

意外と人事に相談、顔の広い上司に相談などすれば解決できるケースもあります。

 

その上で、変えようがない、他にもっとやりたいことがあるなどが見えてきてから、
転職活動をするのがおすすめです。

 

現職での実績がまだない

転職したばかりの方に多いのですが、現職でまだ実績と呼べるものがない方も要注意です。

 

特に面接では直近の実績を聞かれるので、そこで語れることがないと
通過角度が低くなります。

 

キャリアアップを目指すのであれば、履歴書に書ける実績を出せるまで、現職で頑張ってみるのも1つの手だと思います。

 

転職はすべてを解決する万能薬じゃない

さまざまな理由を取り上げましたが、

まとめると転職はすべてを叶える万能薬ではないです。

 

転職に対して迷いがある方は、

・転職しなければ本当に叶えられないのか

・今いる環境でできることはないか

・やりたいことが明確にあるか など

考えてみるとヒントが見つかるかもしれないです!

 

 

 

【発見】70%もの人が、最初に内定が出た企業へ入社する?!

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はい、どうもケイです。

 

今回は転職エージェント時代に、1000人以上の選考データを分析し、

発見した法則です。

 

それはズバリ、転職活動において

約7割の方が最初に内定が出た企業に、入社意思決定をしていたのです!

 

初めて目の当たりにした時はすごく驚きましたが、

転職エージェントとして、法人・個人の両方に関わると

理由がなんとなく見えてきました。

 

なんで最初に内定が出た企業に行くの?

では、なぜそんなに多くの方が最初に内定が出た企業に行くのでしょうか?

いくつかの仮説を共有します。

 

転職の場合は就職と違い、スケジュールがタイト

転職活動は現職の合間を縫って、活動する方が多いです。

 

私が勤めていた大手エージェントでも6~7割の方が、

現職に勤めながら活動をしていました。

 

そもそも転職活動に費やせる期間が短く、面接を受ける会社も

5~7社程度の方が大半です。

 

限られた期間の中では、結果的に1社しか内定が出ず

そこで決めるという方が多いようです。

 

内定が出ても、回答期限を区切られる

中途採用の場合、内定が出てから1~2週間程度で

回答期限を区切られるケースが多いです。

 

狭き門を突破しやっと勝ち取った内定。

現職と比較した時に、就業環境、業務内容など魅力的に映る。

また年収も希望の金額が出ている。

 

そんな場合、せっかくもらえた内定を捨ててまで、

まだ内定を貰えていない他社に賭けることができるでしょうか?

 

多くの人は現職と、内定先との2社で比較をし、意思決定するのではないでしょうか。

 

1番最初に自分を評価してくれて、単純にうれしい

みなさん口をそろえて、

・最初の内定が1番嬉しかった

・1社内定がもらえてすごく安心した

と言います。

 

転職活動は書類、面接で落ちることの方が多く、

時間、精神的に疲れます。

 

そんな中、自分を評価してくれる企業が現れると、

強く印象に残りますよね。

 

採用成功する会社は選考スピードが速い

この点に関しては、人事もエージェントも異論ないと思います。

採用成功する会社は圧倒的に選考スピードがいです。

 

応募して翌日には通過連絡が来る企業と、1週間後に連絡が来る企業とでは、

転職者自身の印象も異なりますよね。

 

優秀で結果を出す人事ほど、選考スピードにこだわっていました。

 

例を挙げると、

・書類選考、面接結果は必ず当日中に

会社説明会と1次、最終面接を同日で実施し、1日で内定出しまで

・転職エージェントに書類選考権を与えておき、応募と同時に日程調整

などの例が実際にありました。

 

転職活動はスケジューリングが重要

このように、転職活動では、

・時間の制約がある中で、面接に行く

・内定が出ても待ってくれるのは1週間程度

という状況です。

 

つまり、スケジューリングがカギを握ります。

 

具体的にやることは、選考スピードを合わせること

ここら辺はエージェント絶対エージェントに相談した方が良い点です。

 

エージェントは企業ごとの選考スピードを把握しているので、

予め絶対見たい会社がある場合は、スピードを調整してもらいましょう。

 

例えば、

・第一志望のA社は、応募から内定まで1ヶ月

・第二志望のB社は、応募から内定まで1週間

という場合、同時に進めてしまうと、B社で無事に内定を獲得しても、

回答期限を区切られ、A社の選考と見比べられないという事態になります。

 

理想的なスケジュールは、

・A社の選考を先に進め、内定まで約1週間の状態を作る

・そこからB社の選考も進める

というスケジューリングです。

 

そうすれば、A、B社見比べられますし、

もし第一志望のA社に落ちたとしても、両方を見ているので諦めもつくと思います。

 

 

本当は受けたい企業があったのにと後悔しないよう、

理想の転職活動をするために是非、プロを活用してみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

ベンチャーへの転職は、副業からがおすすめな理由

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 こんにちは、ケイです。

 

私自身が過去転職エージェントとして、ベンチャーへの転職をサポートする中で、

実はいきなり転職よりも副業からの参画が理想ではないか?

と考えているので、その理由など共有します。

 

大企業からベンチャー企業は戸惑うことが多い

大企業からベンチャーに転職をする方は、

現職で実績を残し、評価もされている方が多いです。

 

そんな人たちが、

・尊敬できる先輩がいない

年功序列の組織でキャリアアップのスピード感が遅い

・風通しが悪い

・歯車ではなく、裁量を持って働きたい

などの理由で、ベンチャーへの転職を希望します。

 

現職よりも50万円から、中には200万円以上も年収を下げ、

年収、福利厚生が整っている環境から転職していきます。

 

志自体はすごく尊いと思いますし、実際に行動している点も

尊敬すべきだと思いますが、実態転職後ベンチャーが合わず、

すぐに辞めてしまう人がいるのも実態です。

 

いくつかミスマッチとなってしまった例を共有します。

 

過去の成功体験にとらわれ、結果を出せなかった

1番多い理由はこれです。特に30代以上の男性に多いです。

 

前職の成功体験を捨てきれず、過去のやり方に囚われてしまい

成果が出せない。

 

またプライドが邪魔をして、成果を出すための方法を

貪欲に周りに聞くこともでない。。。

 

気付いたら孤立してしまい、八方ふさがりで、

早期退職というケースがありました。

 

ベンチャーと大企業では仕事の進め方、考え方が根本的に違うのに、

そのキャッチアップができない方は多くいました。

 

泥臭く、何でも屋になる覚悟がなかった

創業期のベンチャー経営資源のヒト、モノ、カネが圧倒的に不足しているケースが多いです。

特にヒトに関しては顕著で、大企業だったら縦割りでやらなくて良かった業務も

率先して取り組まなければなりません。

 

営業であれば、契約書の作成、法務観点でのチェック、請求手続きなど、

今まで事務がやっていた業務も自ら担当するケースがほとんどです。

 

また、複数の業務を兼務するなど、主体的に自ら手を挙げ、

実務を担える方が任されていく傾向が強いです。

 

大企業では必要なかった「泥臭さ」に戸惑い、

適応させられない方もいらっしゃいました。

 

想像以上のハードワークだった

前職で定時ぴったりに退社していた人からすると、労働時間で戸惑う方が多いです。

特に結果が出ていない入社初期は焦りもありますし、

労働時間が長くなりがちです。

 

また、働いている人の中にはオフィスに寝泊まりしている人もいるなど、

今まで目の当たりにしなかった働き方をしている人もいます。

 

このように、ベンチャー転職で思い描いていた

理想と現実には様々なギャップがあります。

 

これが早期退職につながってしまうのです。

 

ベンチャーへの転職は副業からがおすすめ

ベンチャー企業への転職を成功させるポイントは、

ずばり「副業」から参画することだと思います。

 

理想と現実のギャップを減らせる

会社の規模が小さくなることによって、どんな影響がでるのか?

面接だけで、理解することは不可能です。

 

みんな覚悟をもってベンチャーへ飛び込むのですが、

それでも想像以上という人が多いです。

 

そんな中、例えば週1、2からや土日1日だけなどの副業の形で、

ベンチャーの仕事を経験できれば、

・仕事の進め方

・残業時間などの働き方

・社員の人柄、社風 など

リアルに体験することができます。

 

面接では知りえなかった実態を知ることができ、

ミスマッチを防ぐことができます。

 

年収ダウンも減らせる

企業側にとっても、副業を通じてどの程度の成果を出せる人か、

馴染める人かの判断ができます。

 

つまり、実力が分からないからという理由で

むやみやたらに提示年収が下がることも避けられます。

 

ベンチャーでの副業で探す際のおすすすめサイト

ここからは実際に、副業ベースでベンチャーの求人を探せるサイトを共有します。

 

<コデアル>

まずおすすめなのは、「ハイクラス副業」をテーマに抱える「コデアル」です。

副業やリモートワークなどの軸で、自らに合う求人を検索することができます。

 

また、求人の中に社名、業務内容など詳細情報が記載されているので、

興味のある案件に絞って応募することができます。

就業条件備考

転職相談サービス「ジョブクル」のAndroidアプリ開発をご依頼します。

基本的にはiOSのアプリで先立って実装された機能をAndroidアプリに反映をしていく形となります。また現在、AndroidアプリはJavaとKotlinが半々で実装されています。Javaのコードを徐々にKotlinにリプレイスしていく予定です。Kotlinでの実装経験が豊富な方ですと、すぐにキャッチアップをしていただけるかと存じます。

必須スキル・ご経験

歓迎スキル・ご経験


募集要件

 報酬

月収 23.8万円~48万円 (時給3,500円~5,000円)
※報酬モデル例
[時給3,500円の場合] 月収 23.8万円~33.6万円
[時給4,000円の場合] 月収 27.2万円~38.4万円
[時給5,000円の場合] 月収 34万円~48万円

 

www.codeal.work

 

<シューマツワーカー>

次におすすめするのは、文字通り、
週末などの空いてる時間に、スタートアップ企業に参画できる

「シューマツワーカー」です。

 

こちらは社名非公開の求人が多いですが、代わりに

他の応募者の興味度合いが「気になる」で分かります。

 

また、実際に応募する場合は無料のカウンセリングを受けてからになるので、

自分が探している条件に近いかや、実態などを相談することができます。

 

shuuumatu-worker.jp

 

<kakutoku>

「kakutoku」はコデアルやシューマツワーカーと違い、

営業職に特化したサービスです。

 

営業支援を求めるベンチャーや中小企業と、

副業やフリーランスで営業支援ができる方とをマッチングするサービスです。

 

kakutoku.jp

 

実態を知ることから始めよう

転職はただでさえ不安が付きまとうものです。

 

そんな中、会社規模が小さくなり、給与も下がるベンチャーへの転職は、

非常にハイリスクです。

 

面接でのイメージだけで判断するのではなく、

ポジティブな面、ネガティブな面の両方を経験してからリスクを取っては如何でしょうか。

 

みなさんのベンチャー転職が成功することを、心より祈っています!