キャリア考~転職・就活・新しい働き方~

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元大手人材企業のTOP営業マン、現ベンチャー人事の27歳が幸せなキャリアについて考察するブログです。

【発見】70%もの人が、最初に内定が出た企業へ入社する?!

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はい、どうもケイです。

 

今回は転職エージェント時代に、1000人以上の選考データを分析し、

発見した法則です。

 

それはズバリ、転職活動において

約7割の方が最初に内定が出た企業に、入社意思決定をしていたのです!

 

初めて目の当たりにした時はすごく驚きましたが、

転職エージェントとして、法人・個人の両方に関わると

理由がなんとなく見えてきました。

 

なんで最初に内定が出た企業に行くの?

では、なぜそんなに多くの方が最初に内定が出た企業に行くのでしょうか?

いくつかの仮説を共有します。

 

転職の場合は就職と違い、スケジュールがタイト

転職活動は現職の合間を縫って、活動する方が多いです。

 

私が勤めていた大手エージェントでも6~7割の方が、

現職に勤めながら活動をしていました。

 

そもそも転職活動に費やせる期間が短く、面接を受ける会社も

5~7社程度の方が大半です。

 

限られた期間の中では、結果的に1社しか内定が出ず

そこで決めるという方が多いようです。

 

内定が出ても、回答期限を区切られる

中途採用の場合、内定が出てから1~2週間程度で

回答期限を区切られるケースが多いです。

 

狭き門を突破しやっと勝ち取った内定。

現職と比較した時に、就業環境、業務内容など魅力的に映る。

また年収も希望の金額が出ている。

 

そんな場合、せっかくもらえた内定を捨ててまで、

まだ内定を貰えていない他社に賭けることができるでしょうか?

 

多くの人は現職と、内定先との2社で比較をし、意思決定するのではないでしょうか。

 

1番最初に自分を評価してくれて、単純にうれしい

みなさん口をそろえて、

・最初の内定が1番嬉しかった

・1社内定がもらえてすごく安心した

と言います。

 

転職活動は書類、面接で落ちることの方が多く、

時間、精神的に疲れます。

 

そんな中、自分を評価してくれる企業が現れると、

強く印象に残りますよね。

 

採用成功する会社は選考スピードが速い

この点に関しては、人事もエージェントも異論ないと思います。

採用成功する会社は圧倒的に選考スピードがいです。

 

応募して翌日には通過連絡が来る企業と、1週間後に連絡が来る企業とでは、

転職者自身の印象も異なりますよね。

 

優秀で結果を出す人事ほど、選考スピードにこだわっていました。

 

例を挙げると、

・書類選考、面接結果は必ず当日中に

会社説明会と1次、最終面接を同日で実施し、1日で内定出しまで

・転職エージェントに書類選考権を与えておき、応募と同時に日程調整

などの例が実際にありました。

 

転職活動はスケジューリングが重要

このように、転職活動では、

・時間の制約がある中で、面接に行く

・内定が出ても待ってくれるのは1週間程度

という状況です。

 

つまり、スケジューリングがカギを握ります。

 

具体的にやることは、選考スピードを合わせること

ここら辺はエージェント絶対エージェントに相談した方が良い点です。

 

エージェントは企業ごとの選考スピードを把握しているので、

予め絶対見たい会社がある場合は、スピードを調整してもらいましょう。

 

例えば、

・第一志望のA社は、応募から内定まで1ヶ月

・第二志望のB社は、応募から内定まで1週間

という場合、同時に進めてしまうと、B社で無事に内定を獲得しても、

回答期限を区切られ、A社の選考と見比べられないという事態になります。

 

理想的なスケジュールは、

・A社の選考を先に進め、内定まで約1週間の状態を作る

・そこからB社の選考も進める

というスケジューリングです。

 

そうすれば、A、B社見比べられますし、

もし第一志望のA社に落ちたとしても、両方を見ているので諦めもつくと思います。

 

 

本当は受けたい企業があったのにと後悔しないよう、

理想の転職活動をするために是非、プロを活用してみましょう!