キャリア考~転職・就活・新しい働き方~

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元大手人材企業のTOP営業マン、現ベンチャー人事の27歳が幸せなキャリアについて考察するブログです。

面接に受からないのなんで?!今日からできる面接通過のポイント。

はい、どうも!ケイです。

 

今回は非常に多く頂く相談で「どうすれば面接通過するの?」というテーマです。

私が元人材エージェント、現在人事として面接をする立場になり気づいた内容を共有します。

 

実は、面接の合否は開始10分で決まっている!?

人事同士の交流等で良く話題に上がる、

「どのタイミングで合否の判断をするか」という話。

 

結論から言うと、採用担当、経営者は開始10分以内で

合否を判断しているケースが多いです。

 

私も現在中途採用担当として、月間30名以上の面接を行っています。

やはり、私自身も開始10分以内で合否を決めることが8割以上です。

 

なぜそんなにすぐ合否が決まるのか?

実は面接前に(特に1次面接)、事前にその人の合否確率はある程度決まっているのです。

 

具体的に言うと、履歴書・職務経歴書を見れば、

・地頭(高校、大学の学歴から)

・経験の親和性(即戦力性、教育コストは低いか)

・社風とマッチしそうか(過去の業界、会社名、職種)

・希望年収を提示できそうか(年収水準、家族構成)

など、過去何百人、何千人と面接している採用担当は想像することができます。

 

また、採用担当はFacebookツイッター、ブログなどのSNSも検索し、

その人の人となりを事前に調べておきます。

 

その上で面接で、第一印象やコミュニケーションのスピード感などを見て、

合否の判断をするケースが多いです。

 

採用担当からすると、面接が60分あるとしたら、最初の10分で合否判断をし、

残り50分は、合否が間違っていないかの確認と会社に良い印象を持って帰ってもらうための意向上げというケースが多いです。

 

過去に書類通過のポイントをまとめましたが、

履歴書・職務経歴書はその後の合否にも影響してくるので、

必ず力を込めて書きましょう。

【転職ノウハウ】「こ、こんなに通過するの?」書類選考が通過する3つのポイント - キャリア考~転職・就活・新しい働き方~

 

では、実際に面接では何を準備すれば良いのでしょうか?

 

面接で1番多いお見送り理由は「第一印象からお見送り」

 

私は転職エージェント時代にはのべ4000名以上の面接結果を回収していました。

その中で圧倒的に多いお見送りの理由は、「第一印象から社風に合わないと判断した」

という内容です。

 

もう少し細かく説明すると、

・服装の観点(ネクタイが曲がっている、靴が汚れている、髪型など清潔感がない)

・ビジネスマナーの観点(面接官が部屋に入っても着席したまま、受付で挨拶をしない)

・コミュニケーション能力の観点(人の目を見て話さない、自己紹介で延々と話し続ける)

などの理由になります。

 

では、このような理由でのお見送りを避けるための準備をお伝えします。

 

今日からできる面接対策

服装、身だしなみは相手に合わせる

ポイントは現職ではなく、面接を受ける企業に基準を合わせるということです。

 

異業界への転職の場合は基準が分からないと思いますが、

事前にHPやWantedlyなどで社員の服装などを確認しておき、

相手に合わせるようにしましょう。

 

またもし迷った場合は、スーツなどのフォーマルで行きましょう。

 

面接前に今一度ビジネスマナーの再確認

営業職の方は問題ないと思いますが、事務や管理部門など他社の社員と接する機会が少ない人は要注意です。

 

特に面接の場でのビジネスマナーは厳しく、一発NGとなるケースが多いです。

改めて、おさらいしておきましょう。

 

自己紹介は簡潔に

面接は導入で自己紹介を求められるケースが多いです。

ここでやりがちなミスは相手の反応を待たずに、一方的にしゃべり続けることです。

 

自己紹介は30秒から長くても1分程度で収まるよう、

事前に話す内容を準備しておきましょう。

 

まとめ

面接では当然自分を良く見せたい、アピールしたいという気持ちは出てしまうものです。志望度が高いと尚更です。

 

ただ、その前にまずは足元の部分を見直し、事前準備をするようにしましょう!