キャリア考~転職・就活・新しい働き方~

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元大手人材企業のTOP営業マン、現ベンチャー人事の27歳が幸せなキャリアについて考察するブログです。

【転職】憧れの企業に書類で落ちない!?書類選考を通過するための3つのポイント

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こんにちは、ケイです!

 

今回は転職活動をはじめたばかりの方から相談を受ける、

「履歴書」、「職務経歴書」の書き方。

人事が見ているポイントをお伝えしていきます。

 

500人以上の転職サポートをしてきた私が考える、

通過率を高める書類の書き方を伝授します!

 

そもそも、書類選考って何のため?

中途の転職活動では、履歴書、職務経歴書を提出することが

必須となっています。

 

転職ではポテンシャルではなく、即戦力性を問われるので、

人事は足切りとして書類選考を実施するのです。

(例外的に、第二新卒の場合はポテンシャル重視)

 

具体的には、組織の若返りを目的として、

20代を採用したいと思っているにも関わらず、

60代の方からの応募があった場合、面接をしても採用可能性は極めて低いです。

 

採用確度の低い応募を見極めるための

書類選考は、転職活動における第一関門と言えます。

 

 

「履歴書」の役割は?

「履歴書」は年齢、住所、学歴などの基本情報を記載する書類です。

 

つまり目的は、年齢や転職回数、現住所など

最低限の応募基準を満たしているか判断することです。

 

職務経歴書」の役割は?

職務経歴書」は過去に在籍した社名、

職種、携わったプロジェクト、立ち位置など、

職務に関して記載する書類です。

 

つまり目的は、どんな実績を上げたか、

どんな組織に所属していたかなど、

転職してからの親和性を確認することです。

 

このように人事担当者は、履歴書・職務経歴書で異なる観点で、

採用確率が高い方かどうかを見ています!

 

では実際に採用担当が見ているポイントは?

ここからは元転職エージェント、現中途採用担当の私の経験から、

実際に人事が見ているポイントを細かくお伝えします。

 

「履歴書」

・年齢や学歴は応募条件を満たしているか?

・そもそも通勤圏内か?

・高校、大学の学歴はどうか?(地頭が良いか)

 ・各社の在籍期間はどのくらいか?

・短期離職していないか?

・高校、大学、社会人になってからのブランク、

 離職期間が長くないか?

 

職務経歴書

・新卒でどこに入社したか?

・どのような職種を経験しているか?

・マネジメント経験はあるか?

・同業界での転職か?異業界での転職か?

・転職理由に一貫性がありそうか?

・転職しても生かせそうなスキル・強みはあるか?

 

このように、履歴書では、基本的な情報を基に、応募の基準を満たしているか。

職務経歴書では、転職して生かせそうなスキルがあるかを見ています。

 

具体的にどんな履歴書、経歴書だと通過する?

過去の学歴や会社は変えることができません。

 

でも同じような経歴でも意外と書き方を工夫するだけで、

書類選考の通過率が変ってくるんです!

具体的な3つのポイントをお伝えしていきます。

 

(1)誤字、脱字がないか

みなさん軽視しがちですが、採用担当はめちゃくちゃ誤字、脱字に厳しいです!

 

私も人材エージェント時代、経歴的にはとても優秀な方が

お見送りになってしまう局面を何度も見てきました(泣)

 

最低限の社会人スキルとして、

書類の正確さを重視している企業は多いのです。

 

自分で記載した書類はに誤字がないか、

印刷して確認をしましょう。

 

また多くの転職エージェントが応募書類のチェックを無料で行っているので、

気軽に相談してみましょう。

 

(2)客観的に伝わる実績「数字」が書かれている

実際の転職では、異業界や異職種への転職となるケースが圧倒的に多いです。

 

つまり、普通に履歴書、職務経歴書を記載しただけでは、

即戦力性が伝わらないんです。

 

そんな中で、例えば営業職なら、

・達成率150%

・120名の新人の中で上位2位

・10名のマネジメント業務

・前年比の売上で120%増

など、具体的に書かれていたら如何でしょうか?

 

「この人であれば環境が変わっても実績が出せそうだ!

とりあえず面接で話を聞いてみよう。」と思うはずです。

 

数字を記載することで客観性が増します。

 

自分の業界・職種を知らない人に分かりやすく親和性を伝えるというスタンスで、

書類を記載してみましょう。

 

(3)なぜ応募してきたのか推測できる、志望動機が分かる

 数多くの求人の中から、なぜ自分の会社を選んだか

理由が分かると人事は好印象を持ちます。

 

経歴的に推測できる人は別として、異業界、異職種へのチャレンジとなる場合、

必ず志望動機を記載しましょう。

 

ひと手間かかっちゃいますが、他とは違う意欲に

人事は気づきます。

 

困ったときは、エージェントに相談しよう!

自分にとっては書類の自信があっても、プロから見たらまだまだだったりします。

 

誤字がないかだけでなく、業界ごとの通過しやすい記載の仕方、

押さえておくべきポイントなどがあるので、エージェントに頼んでみましょう。

無料で添削してくれますよ。

 

 

今回は書類通過のポイントをお伝えしました。

 

次に面接のポイントを知りたい

 

方は、【面接に受からないのなんで?!今日からできる面接通過のポイント】もご覧ください!